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本学創立時(1931年)のキャンパスの一角に建つ本中之島センターは、大阪大学の広報・社学連携の重要な窓口としてこれまで様々な活動に取り組んで参りました。大阪大学21世紀懐徳堂講座、適塾講座、湯川記念講演会、高校生のためのサマースクール、知財セミナー、各種学会、「Handai-Asahi中之島塾」など、多くの公開講座、講演会、セミナー、展示会を通じて大阪大学の活動を市民の皆様に親しんでいただくとともに、同窓会活動の拠点としての役割も果たしています。
現在の日本の状況は、2011年3月に東日本を襲った巨大地震・津波、その後の福島の原子力発電所における事故で、まさに幕末維新期に匹敵する国難に遭遇していると思います。さらに、科学技術に対する信頼性もゆらいできています。そのような中で「地域に生き世界に伸びる」をモットーとする大阪大学には、当然のことですが、市民に信頼される科学技術の振興およびそれを担う優秀な人材の育成がいっそう求められているに違いありません。平野俊夫総長は、いろいろな機会において「大阪大学は、21世紀に生きる適塾として、世界をリードする学問と教育の世界的拠点となる」と語っています。
一方、そのような大学本来の任務を円滑に達成するためには、市民の皆様からの大阪大学の「教育・研究」に対する応援が不可欠だと考えています。
適塾にほど近いこの中之島センターにおける国民との科学技術対話、いわゆる「アウトリーチ活動」など社会貢献の更なる活性化・集約化を目指して参りたいと思っておりますので、皆様の変わらぬご支援ご協力を切にお願い申し上げます。
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大阪大学中之島センター長
江口 太郎
大阪大学理事・副学長
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