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当センターは、大阪大学創立70周年記念事業の一環として、2004年に大阪大学発祥の地である中之島キャンパス跡地に設立されました。
「地域に生き世界に伸びる」をモットーに発展してきた大阪大学は、この中之島センターを、大阪大学の教育研究活動や同窓会活動の場として活用するとともに、公開講座や各種催事を通じて大阪大学の研究成果を市民の皆様にも親しんでいただけるよう、他の大学との連携・協力も進めつつ、社会と大学をつなぐ社学連携活動の重要な拠点としてまいりました。
これまでの活動に加えて、現在では、中之島センターを中心に中之島地区の諸機関や企業との学術・文化・アートのネットワークを構築し、大学から社会への知の還元という一方向だけでなく、大学と社会が協働して課題を発見、共有し、新たな知とイノベーションを生み出す「知の協奏と共創」と呼ぶべき双方向の活動を推進しています。具体的には、2016年8月に「大阪大学中之島アゴラ構想」を提案し、この中之島の地が、文化・芸術・学術・技術の発信拠点となるよう、産官学等の関係者が連携し、協議を進めているところです。
大阪大学は、その源流を江戸時代の懐徳堂と適塾に求め、これら二つの学問所の学風と精神を継承していますが、あわせて、市民や地域社会による支援という誇らしき設立の経緯を深く心に留め、より社会に開かれた大学として、未来志向の社学連携活動を展開いたします。今後も、よりいっそうのご支援ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
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大阪大学中之島センター長 金田 安史
大阪大学 理事・副学長
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